【『ごめんね』からの世界観】
人は、支え合う関係と言いますが、考え方・価値観の違いなどで、 時に意見の相違が生じてしまいます。これは、 子どもの間でもよく起こることです。
先日、学童の子ども達の間で、まさに意見の相違が生じました。 お互いに歩み寄りたいもののその一歩が踏み出せず、 悶々とした空気が流れました。 その際にそれぞれの子ども達が言った言葉は、【 ただ謝ることは良くない、自分の気持ち・ お友達の気持ちをを考えてからにする】でした。【 自分の感情に向き合う】ことで【他者理解】 に繋げるというEQ力の実践をしていました。
先日、学童の子ども達の間で、まさに意見の相違が生じました。
以前、このようなことがありました。
私が息子の子育てをしている中で、いけないことをしたら、『 直ぐに謝ること』・お友達から『ごめんね』と言われたら『 いいよ』 と言ってあげることが大切だと伝えていた時期がありました。 しかしながら、私の勘違いから、息子を叱ってしまった際に、 大人としてのプライドがネックになり、 息子に直ぐに謝ることが出来ず、 謝ることがこんなにも大変なのか… と痛感したことを鮮明に記憶しています。
その際に、『ごめんね=いいよ』の方程式を息子に強要していたことに気付かされました。
その際に、『ごめんね=いいよ』の方程式を息子に強要していたことに気付かされました。
【なぜ謝ることができなかったか?】
謝ることができない理由と向き合ってみると、そこにはイライラ・ 悲しみ・うんざり・羞恥心・後悔などなど、一つの出来事に対し、 様々な感情が混在していることに気付きました。
謝れない苦しみは、この感情の混在からきていたのでした。
謝れない苦しみは、この感情の混在からきていたのでした。
【ごめんね=いいよの危険性】
一見、聞こえの良い対処法かもしれません。
しかし、実に表面的な解決の仕方だと思わされました。人には、感情が存在します。
だからこそ、自分で感情を大切に取り扱うことが必要なのです。一つひとつ丁寧に扱う中で、解決の方法を見出すことができるのです。
【相手の痛みを知ること】
時には自分の言動で、相手の心を傷つけてしまうことがあります。 また、その反対もあります。そのような時、 自分を責めてしまうのではなく、 相手の気持ちになって考えてみましょう。 特に自分が傷を受けた時、 なかなか相手の気持ちを考えることは難しいですが、 その過程の中で見える真実が存在するのです。共感力は、 人の心を豊かにしてくれます。
【人は、赦すことで笑顔になれる!】
先に書いた、学童の子ども達も、 それぞれの感情と向き合うプロセスを経て、 最終的に謝ることをし合いました。
その先に待っていたのは、満面の笑顔でした。 人を赦してあげることは、心の解放であり、 結果自分の為でもあります。また、笑顔は、幸せホルモンである、 セロトニンの分泌量を多くしてくれます!
※セロトニンは、心の安定に欠かせない、脳内物質です。
その先に待っていたのは、満面の笑顔でした。
※セロトニンは、心の安定に欠かせない、脳内物質です。
学童JFでは、EQプログラムを取り入れています。心・感情・
お子さま達が自ら感じ・考えられ、
ご興味のある方は、是非お問い合わせください。