コロナ禍を越えていく子どもたち~心の変化と向き合い方~
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こんばんは!
学童ジョイフルファミリーの南雲です。
うれしい驚き
夏休みが明けて10日ほど過ぎた日のことです。
学童のEQの時間に「この夏休みに、何か計画していたけれど出来なかったこと、我慢したことがあったかな?」と子どもたちに聞いてみました。
緊急事態宣言下の夏休み、色々な楽しい計画も変更せざるを得ないなど、少なからずがっかりしたこともあったのでは…と案じていました。
ところが…
子どもたちから返ってきた答えは意外にも「うーん…何もない!」「楽しかった!」「キャンプは行けなかったけど楽しく過ごせた!」などなど…!大変うれしい驚きでした!
お子さんたちが少しでも楽しめるよう、保護者の方々が工夫を重ねられた夏だったかもしれません。
2021年の夏休み、「楽しかった」という思い出が、子どもたちの心に刻まれていること、心からうれしく思いました。
やってみたいこと、いっぱい!
次に「来年やってみたいこと」と題して紙を配り、自由に書いてもらいました。
「あれだ!」と言って早速絵で表現する子、項目を1つ1つ書いていく子、あれこれじっくり考える子…。一人一人が未来に思いをはせ、楽しそうに取り組んでいます。
提出された用紙には、スポーツクライミング、キックベース、乗り物にたくさん乗りたい、英語がうまくなりたい、絵がうまくなりたい、字がうまくなりたい、友達をたくさん作る、お花に寝っ転がりたい、みんなと集まりたい、自己ベストに挑戦、などなど、やってみたいことがたくさん書かれていました!
曲がり角の先
1枚1枚の用紙に目を通しながら、ふと思い出した言葉がありました。「赤毛のアン」のフレーズです。
I don’t know what lies around the bend, but I’m going to believe that the best does.
「曲がり角を曲がったさきになにがあるのかは、わからないの。でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。」(村岡花子訳)
先の見えない日が続く中で、その先は良いことがあると信じ、夢を描ける力。1人1人の中に、コロナ禍を越えていく力が育っています。