間違えることを受け入れて、一緒に楽しむ ∼注文を間違える料理店を通して感じる事∼
皆さんこんばんは、パイオニアランゲッジスクールの江原です。
数ヶ月前、韓国の友人から、一つのインスタグラムのシェアが届きました。
「注文も間違える料理店、この取り組みすごくいいよね」
っと韓国語でコメントが添えられていましたが、
私は、「宮沢賢治のパロディか何かかな?」と♡マークだけおしてスルーしていました(笑)。
先日、同じよう投稿が私のインスタに流れてきたので、今度は少し関心をもって内容を見てみると、そこにはこんなことが書いてありました。
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「注文をまちがえるなんて、 変なレストランだな」
きっとあなたはそう思うでしょう。
私たちのホ ールで働く従業員は、
みんな認知症の方々です。
ときどき注文をまちがえるかもしれないことを、
どうかご承知ください。
そのかわり、
どのメニュ ーもここでしか味わえない、特別においしいものだけをそろえました。
「こっちもおいしそうだし、ま、いっか」そんなあなたの一言が聞けたら。
そしてそのおおらかな気分が、
日本中に広がることを心から願っています。
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この取り組みは2017年に一人のNHKプロデューサーと、一人の介護福祉士によって日本でスタートした取り組みだそうです。
TVの特集等で、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は、この取り組みのことを、インスタを通して初めて知り、感動しました。
そこには、【間違えることを受け入れて、一緒に楽しむという新しい価値観の発信】がテーマとなっており、これこそ私たちの社会の中で、今、一番必要なことだと感じました。
私自身もそうでした(今もまだまでそうです)が、特に日本の子供たちは、間違えることを恐れ、なかなか自分を出せなかったり、上手く学校になじめなかったりと、窮屈な思いをしている子が多いなぁと感じています。
ただ、その様な環境を知らない間に作っているのも、大人である私たちのちょっとした言動なのだと思います。
今、パイオニアには、いろいろな個性をもった子供たちが通ってきてくれています。
子供たちに、「安心して自分自身の個性を発揮できる場所」を作るりたい。
今回【注文を間違える料理店】の取り組みを見て、改めて私が感じたことです。