だいじょうぶ…これは自分への語りかけ
滝 さおり(学童Joyful Family)
【だいじょうぶ?だいじょうぶ…だいじょうぶ!】
だいじょうぶ?と誰かの気持ちを聞いてあげることができ、本当は大丈夫ではないのに、だいじょうぶ…と答えてしまったり、自信満々に大丈夫!と言えたりと、この【だいじょうぶ】というたった一言に、様々な感情を吹き込むことができる言葉です。
それは、漢字にすると【大丈夫】となり、それぞれの漢字の中央に【人】が存在するからかもしれません。
【自分の感情って何だろう?】
私たちは、日々の生活の中で、改めて《自分の感情とは…》という問いをしないのはなぜでしょう?
それは、様々な出来事に付随して沸き起こる感情に対して、あまりにも日常的過ぎて、その時々の感情に気付けずスルーしがちだからかもしれません。
自分で明確にキャッチできる感情は良いですが、フツフツとした怒りや、モヤモヤ感など拭いきれない
感情は、心を重たくしてしまいます。
【だいじょうぶは、自分への問いかけ】
そのような時、自分の心に向かって、《だいじょうぶ》を発信させることで、自分自身と向き合いながら、
本当の感情を知り、自分で大切に扱いたいと思えるようになります。
そして、どうしたいのか?その為にどのような方法を選択したら良いのか?のフローへと繋がって
いきます。このフローには無理がなく、生きるうえでのブレない軸にもなります。
だいじょうぶの語りかけを行う中で、自分の本当の感情に気付き、もっと自分のことを知りたい、
大切にしたいと思うプロセスに、自分で得られる学びがあります。
この学びは、更に自分を成長させ、視野が広がっていくのです。
これが、セルフサイエンス(自分のことを知る)つまりEQなのです。