なぜ子どもの英語習得が早いのか? ~脳の秘密とフォニックス~
皆さんこんばんは、パイオニアランゲッジスクールの廣山祐子です。
4月に始まった英語のクラスから、
勢いよく
大きな英語の歌声が響いてきました。
本当に、子供に英語ができるだろうかと
悩まれたお母様、
そんな時があったと思いだすことが出来ない程、
英語だけの環境に
今はもう馴染んでいます。
発音も、もうカタカナ英語じゃないな~
と思いながら聞いていると、
フォニックスの練習で、
子音の発音がきれいに聞こえてきました。
わずか2か月間で、
このような英語の発声が、
出来ていることに感動しました。
このような英語のプログラムに出会えば、
誰でも
必ず出来るようになることを
改めて感じました。
そう言えば、
日本語と英語の音の数は
圧倒的にちがうな~と、
改めて思いました。
日本語の母音は、「あ・い・う・え・お」の5音、
英語の母音は、約16音。
日本語の子音は、16音、
英語の子音は、約25音。
こうやって比べると
日本語の音は、
圧倒的に英語より少ないですね。
そして、
それが実は、
日本人の英語習得を難しくしている理由の
一つなのです。
日本語だけの「音」にのみに反応していると、
日本語の「音」の回路が、脳で作られていきます。
その日本語の回路を使って、
英語の「音」を聴こうとするのですが、
その回路では、
英語の「音」を聴くことが出来ず、
英語にある「音」が聴き取れなくなるのです。
意味が分からなくても、
取り敢えず、マネして
その音を
声に出すことが出来ると、
「~~~は、どういう意味ですか?」
と聞きなおすことが出来るのですが、
それが出来ずに、
困ってしまうというようなことがおこります!
パイオニアのプログラムでは、
母音の発音は、15音。
a(4音)・i(3音)・u(2音)・e(2音)・o(4音)を扱っています。
子音の発音は、27音を扱っています。
その他に、2文字~3文字などの発音練習もあり、
このフォニックスの土台が出来ると、
英語の「音」を聞き取れるようになるのです。
早い段階で始めると、
世界に向けてのコミュニケーションの
基礎が、
誰にでも養えるということを
肌で感じています。