いつか輝ける場所へ ~見守る大人の役割~
Contents
皆さんこんばんは、
パイオニアランゲッジスクール・学童Joyful familyの南雲です。
葉っぱ切り絵のリトさんをご存じでしょうか?
動物や自然の植物などの優しい表情、どこか懐かしい雰囲気
どの作品を見ても涙がふっと浮かんでくる…そんな感覚になるのです。
1枚の葉っぱに綴られるストーリーに感動で胸がいっぱいになります。
「力」を発揮できる場所へ
リトさんは大学を出た後、就職。
しかし一生懸命に働いているつもりでも、上司からは叱られっぱなし
周りの人たちともスムーズな関係を築けなかったそうです。
「〇〇を切って」と指示されたら、ひたすら切り続ける。止める加減がわからない。
「ちゃんとやって」と言われても、「ちゃんと」の感覚がわからない。
後にADHDと診断された時には「ほっとした」そうです。
人並外れた「集中力」と「こだわりの強い」性質
一般社会でやっていくには、活かせなかった「力」
その、「力」をいかんなく発揮できる場所、それがアートでした。
すぐにはわからなくても
もしかしたら、ご自分のお子さんに対して困っていることや上手くいっていないと感じていることがあるかもしれません。
周りと比べてあせってしまう、そんな時もあることでしょう。
すぐにはわからなくても、植物も時が来ると花が咲いて実が成るように、
子どもたちも成長して、輝ける場所にたどり着いたなら、そこで豊かな人生を送ることが出来る、そう考えます。
その場所にたどり着けるよう見守り、励ます。
それが親であり、子どもたちを取り巻く大人の役割だと思います。