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コロナ禍の今、求められるレジリエンス

レジリエンスとは

レジリエンス(resilience)とは、外的な衝撃にも、ぽきっと折れることなく、立ち直ることのできる「しなやかな強さ」のことです。

レジリエンスという概念は、ナチス・ドイツによるユダヤ人の大虐殺行為「ホロコースト」で生まれた孤児への追跡調査がきっかけといわれています。元孤児の中には、過去のトラウマや恐怖の記憶から立ち直れず、生きる気力を見出せずに不幸な人生を送っている人々がいる一方、トラウマを乗り越えて仕事に就き、幸せに生きている人たちもいることが判明しました。そこで調査を進めていくうちに、逆境を乗り越えた人たちは、困難な状況に圧し潰されることなく、「状況に準じて生き抜く回復力」を持っていることがわかりました。この調査結果により、レジリエンスという言葉が広く普及したとされています。

 

 

 

 

 

 

 

日本人に馴染みのある竹のお話

植物の中で、一番しなやかさを誇るのが竹です。折れにくいのに、しなやかさを合わせもつ、不思議な植物です。
なぜ折れにくいのか、それは節があり、その節の間が空洞になっているからだと言われています。何もない空洞を支えるのが節であり、その空洞がしなやかさを創るのです。
大雪が降って、雪の重さで一時的に湾曲しますが、雪が落とされた後、元の位置に戻すことができるのも、この空洞があるからなのです。

また、竹は地下茎で成長しており、全ての竹が地下で繋がっています。地震が起きたら、竹林に避難すると安全であると言われるほど、強靭な土台が存在するのです。

この竹を人生における自身のレジリエンスに当てはめてみたいと思います。
表面からは分からない、地下に根ざした
地下茎は、人と人との繋がり、自分の強み、
生きてきたプロセス、様々な出来事、などが当てはまり、これら一つひとつがその人を内側から強くしていきます。
また、竹は20センチ成長し、成長を止めて節を作ると言われています。
人も、どこかで立ち止まり、自身の振り返りが必要です。ここに費やした時間は決して無駄ではなく、次のプロセスに繋がる大切な節というステージになります。
土台と節の双方の存在により、人の心もしなやかさが強められていくのだと思います。

 

 

 

 

 

回復するために、感情にフォーカスする
そしてノーブルゴールへ

感情は、人の内側に必ず存在するものです。
私たちは、日々の生活の中で、改めて《自分の感情とは…》という問いをしないのはなぜでしょう?
それは、様々な出来事に付随して沸き起こる感情に対して、あまりにも日常的過ぎてしまい、その時々の感情に気付けずスルーしがちだからです。

自分で明確にキャッチできる感情は良いですが、フツフツとした怒りや、モヤモヤ感など拭いきれない感情は、心を重たくしてしまいます。
でも、この感情は、とてもパワフルなものなのです。
なぜなら、
感情は、自分へのメッセージだからです。
感情で、人の心を動かすことができます。
感情は、行動を起こすエネルギーに変えられるものです。

コロナ禍の今、私たちは確実に未来に向かって生きています。この先の未来に希望を抱き繋げるためにも、自分の感情にフォーカスしていくことが大切です。
時間を要してもだいじょうぶです。
時間をかける中で、自分のしたいこと、やってみたことを見つけること、これが感情を活かしたノーブルゴール、つまりレジリエンスの力となっていくのです。

参考文献
『レジリエンスとは何かー何があっても折れないこころ、暮らし、地域、社会をつくる』

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