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10年、20年先、答えのない世界を生きる子供たち ~ 今、大切なこと ~

日本と海外の教育の違いは?

 

皆さんこんばんは、パイオニアランゲッジスクールの廣山國臣です。
新型コロナ、東京オリンピックを通して、IT技術の遅れ、閉鎖的な考え方など、我が国が抱える様々な課題が浮き彫りになりました。そのような中で、日本の高校の歴史、地理の教科書が「暗記型⇒考えさせる」内容に変更になるとの報道が最近なされました。
今日は日本の教育に関して、外国との違いについて考えてみたいと思います。

日本の教育における特徴は?
日本の教育は、“全生徒が同じレベルを目指して教育する“ことが前提で、全教科の成績をまんべんなく伸ばすこと、できることが当たり前で、“できないことは指導の対象”となるといった特徴があります。

海外の教育と日本の教育の違いは?

“教育”は、英語で“エデュケーション(Education)”で、“外へ導く”という意味があります。
日本の教育が教え育てることに重点を置いているのに対し、海外の教育は“教える”というよりも、“生徒一人ひとりの可能性を導き出す・個々の力を伸ばす”という意味合いが強いようです。

“みんな一緒”の教育ではなく、生徒それぞれの能力に合わせた教育を行なうのが特徴で、出来ないことを叱ったり注意したりすることよりも、それぞれの能力や才能を伸ばすことに重点を置いています。
先生や親が生徒の良いところをたくさん褒めることで、生徒は自分の出来ないことよりも出来ることに目を向けられるようになり、自信を持てるようになる。この点が日本と大きな違いです。

暗記型・知識詰込み教育と考えさせる教育
もう一つの違いとして、日本の教育でありがちな暗記型・知識詰め込み型教育ではなく、考えて導き出すことを重視した教育です。日本のような暗記力が問われるテストをすることはほとんどありません。

ある1人のパイオニアの生徒がアメリカに留学中経験した話です。
学校で試験があり、戻ってきた答案用紙が、なんと110点でした。
びっくりしたその生徒は急いで先生に聞きにいったところ、答えがユニークだったのでボーナス点をつけたと言われて、2度びっくりしたそうです。

学校の宿題も、自分で調べたり考えたりしなければならないものが多く、決まった解答があるものよりも、いくつも答えがあるような問題が出されます。
暗記力よりも、生徒自身の自主性・主体性を尊重し、学習への探究心を育むことを重要視しています。

日本の高校の歴史、地理の教科書改訂に携わった鈴木寛教授(東京大学・慶応義塾大学教授)は、「価値観が多様化し、グローバルにいろんな人々が共生していかなければいけなくなった現代、多種多様な価値観を持つ人たちと共に社会を作っていかなければならない。社会科に限らずすべての入試問題が知識を暗記しているだけでは解けない「思考力・判断力」を問う出題が今後さらに重視されていく。」と言っています。

下記は各国で作成されている世界地図です。日本が世界の中心に位置する世界地図に長年馴染んで来た私たちにはおどろきです。
このように地図一つとっても、国によって様々です。世界の人口は77億、日本は1.2億で僅か世界の約1.5%です。日本の考え方が世界で通用するのは非常に限られています。

物事を一つの視点からではなく、俯瞰して見ることが今後益々必要になってきますね。様々な価値観の中で、どうやって自己を表現し協力し合っていくか、子供の時からその力を培っていくことが大切になってきます。また、コミュケーションの手段として英語を使う頻度が確実に増えてきます。
一朝一夕にできないだけに、子供たちに今何を身につけさせたらいいか、先を見越した選択が問われています。

次回は“10,20年後の世界はどうなっている?(人口は、仕事は等)”について、触れたいと思います。

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