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柔軟な思考を育てるには日本の教育で本当に良いのか?

「雪がとけたら何になる?」

この話を何かで読んだ方もおられるかも知れません。
・・・・
ほとんどの子どもたちが「水になる」と答えた中に、
「春になる」・・・「雪がとけたら春になる」と
答えた子がいました。

この季節感あふれる答は、豊かな感性なくしては出せないですね。

しかし、この子に対して教師は×(バツ)をつけました。
このことが新聞にも取り上げられ話題になりました。・・・・

これを聞いた幼稚園の先生が、園児たちに同じ質問をしました。
すると、「春になる」と答えた子は一人ではなく、
感性あふれる答がいくつもあったそうです。
「雪がとけたら、ぬかるみになる」
「雪がとけたら、雪合戦ができなくなる」
「雪がとけたら、さびしくなる」
「雪がとけたら、お父さんの仕事が忙しくなる」

そして、この話をきいた中学校の教師が生徒たちに同じ質問をしました。
その結果を見て、その教師は愕然としたそうです。
一人の例外もなく、全員が「水になる」と答えたのです。
「今の教育には大きな誤りがあるのではないか?」と思ったそうです。

「雪がとけたら春になる」という答に×をつけてしまう考え方、それ以外はすべて不正解と言う「○×式思考」の教育の怖さは、上記の中学生達のように、全員が「水になる」と答えるようになってしまうことです。

<答えは一つじゃない!〇×式からの脱皮こそ大切!>

日本の小学校では、次のようなテストをします。
3+7=□ (□の中を埋めなさい)
正解は10しかありません。
こういうテストだけでは、「答は一つしかない」という思考回路ができてしまいます。

しかし、実際の社会では、「答は一つ」という考え方は通用しません。
一つではなく、いくとおりもあるからです。
どのくらい融通が利く発想ができるかが人生では大切ですが、「○×式教育」にまじめに取り組んできた人ほど、融通が利かなくなります。

イギリスなどの小学校のテストは、次のようなものだそうです。
□+□=10 (□の中を埋めなさい)
答は何とおりあるでしょうか?
1+9
2+8
-110+120
2.4+7.6
まだまだ無限にありますね。

こういう教育を受けて育つと、「探求型」の考え方が身につき、創造力や問題解決力が育ちます。
一方、正解が一つしかない○×式教育で育つと、「依存型」の考え方になってしまいがちです。
社会人になっても、自分のやった行動に自信が持てず、依存型の考えになってしまいます。
自分の行動が客観的に見て正解なのかどうかが気になり、自分が感じていること(感性)に自信が持てないのです。

<なぜ、海外の子供たちと英語での交流会を始めた?>

パイオニアの子供たちと海外の子供たちとの英語での交流会を始めたのも、体験を通して自分と違う考え方、習慣があることを知って欲しいと思ったからです。そうです、答えは一つじゃない。
人と人とのコミュニケーションにおいて、「このように話せばうまくいく」という正解はありません。自分の目的に向って、自分の感じたことを信じて表現し行動していくこと、試行錯誤をしながら、自分で答を求めて行くことが必要ですね。

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